『英国王のスピーチ』

英国王のスピーチ』THE KING'S SPEECH(監督:トム・フーパー)を見に行った。今年は映画をいっぱい見よう、なんて書いたくせに、色々と予定が狂ったりで全然見ていなかった。すっごく楽しみにしていたものまで、いくつも見逃した。これも諦めていたのに、ふと映画館のサイトを見たら1日に1回だけやっていた。嬉しい。コリン・ファースが涙流して泣く姿がかわいくて、胸がきゅーんとする。彼は体格も姿勢も良く、堂々としたちょっと尊大な態度も自然で、貴族や王様の役が似合う。ヘレナ・ボナム=カーターも、ファンタジーすぎる作品の中よりも、こういう作品に出演している時の方が好き。
あたし、日本語も満足に話せているのか疑問だけれども、英語を喋るのが特に発音が苦手で苦手で、英語の授業で、舌を口の中の奥の方に引いて、どこにも付けずに浮かして、とか、口を「イ」と発音する形にして「ウ」と発声する(昔のことですっかり忘れてしまったから、これはデタラメに書いている)というようなのを、1時間もやらされてぐったりしていたのを、ふと思い出した。