- 『The Growing Pains of Adrian Mole』(Sue Townsend Puffin)
Adrian Moleのシリーズ2作目、昔翻訳を読んで、これも少し読みかけたままだったのをやっと。家出するあたりなど、かわいい。登場人物の人間関係等を忘れないうちに続けて読んでいくのが良いのかもしれないけれど、手許に無いこともあり、余所見しよう。
当時は絵が苦手で手に取らずにきたのを、なぜか急に。あの頃読んでおけば良かったのかしら。ひー、色々と身につまされる。
- 『いちばんここに似合う人』No One Belongs Here More Than You(ミランダ・ジュライ Miranda July 岸本佐知子・訳 新潮社)
笑ってしまいそうで、その瞬間、自分が笑えない身分であることに気付くような、細かい破片が沢山突き刺さる、そんな短篇集。
以前『凌辱の魔界』が物足りなかったし、読まなければ良いのに、つい読んでしまったら、やはり文章が合わないみたい。いっぱい切られて内蔵やら血も溢れているというのに、大根や人参を切り刻んでいるような感じで、感覚に訴えてこなくて、「きゃああああ、やめて、やめてえーーー」というぞくぞくするのが無い。
- 『ホラー映画ベスト10殺人事件』(友成純一 扶桑社)
映画のお話のためか、これが一番楽しめた。「2000人の狂人」とか「地獄のモーテル」とか、まだ見ていないから見たいな。
- 『古本屋四十年』(青木正美 福武文庫)