こちらは変わりないです

気の重い仕事は片付けても、ぱあっと春休みとして遊べるわけでもなく。人が多そうで、桜は車の中から眺めただけ。桜あんパンを初めて食べた時は感動したし、桜のお菓子やお茶を集めて楽しんでいた時もあったのに、ここ10年くらいか、あまり追う気分にもなれずにいて、それが何故か今年は少しだけ味わった。あんパンとおこわ、桜餅くらいだけれど。外に出ないから余計に季節のものがありがたい感じなのかしら。

『バビロン・ベルリン』のシーズン3を録画してもらえていることは確認して、ちょうどGYAO!にてシーズン2が配信されていたからその前に復習していた。本当に日本語の字幕はありがたいな。ぼんやりとしか分かっていなかった部分も、くっきり鮮やかに。原作と違ってドラマはシャルロッテやグレタが活躍するのが良いような、彼女たちの過酷な状況が見ていて辛いような。そして昨夜知ったけれど、シーズン3も配信されているのね。待っているよりこちらで見てしまおう。

ほとんど出掛けていないものの、展覧会は東京出張があったので日比谷図書文化館の「複製芸術家 小村雪岱」と、名古屋市美術館の「『写真の都』物語 ―名古屋写真運動史:1911-1972」に行った。どちらも大変興味深い展示で、でも平日だったからか感染症のせいか各部屋に数人いるかいないかくらいでゆったり見られた。後者の方は図録も買った。元のネガから新たにインクジェットでプリントされたと書かれている作品も多かったな。時代で表現が変化していくのを追っていけるのが面白かった。