2007-01-01から1年間の記事一覧

10月のお買い物ソノ2

『NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 白州正子 澁澤龍彦』、NHK教育のテキスト。人に教えてもらって。澁澤は11月。出て語る人が豪華で今から楽しみ。 『黒い本』(ロレンス・ダレル 河野一郎・訳 中公文庫)、前から読んでみたかったので。 『黒い夏』(…

10月のお買い物

『エル・ア・ターブル』No.34 NOV. 2007(特集:毎日おいしい、イタリアン)が届いた。確か旅行前に届いたので9月だけど、まあ良い。「ドライトマトとひよこ豆の炊き込みごはん」なんて美味しそう。本のページで紹介されている『Pork & Sons』は、Emily Temp…

『顔色が悪い!』

『顔色が悪い!』(倉多江美 小学館)、人のものなのだけれど部屋にあるので勝手に読ませてもらった。まさに今のあたしの状態のようなタイトルかしら。短編集。「わたしのゆくえ」と「競馬場へ行こう!」が気に入る。

週末はちょっと出かけておりました。眠たくて眠たくて名所旧跡に着いて起こされるまで車中はほとんど寝ていて、素敵な景色をけっこう見逃しているのだそう。これについてはまた後日。

『Le Deuxième souffle』

パリで予告編を見て、見たいなあと思った映画。監督はアラン・コルノー、出演はダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン、ジャック・デュトロンなど豪華。知らなかった人だけれど、ニコラ・デュヴォシェルって、ぞくっとさせる顔ね。こ…

旅行中に買ったもの

『Adrian Mole and the Weapons of Mass Destruction』(Sue Townsend PENGUIN BOOKS)。たまたま表紙のイラストが強烈だったので同じ作者の『Queen Camilla』を手に取り、昔2冊目まで翻訳を読んだエイドリアン・モールの日記がずっと続いていることを知った…

『ケルト妖精物語』

『ケルト妖精物語』(W.B.イエイツ編 ちくま文庫)を読み終えた。けっこう怖い話もあるし、予想しないような展開になっていったり、面白い。挿絵には本文とは関係のない「ENCYCLOPAEDIA OF BRITISH BOGIES」というものが使われていて、これも楽しい。No.14が…

最近見た映画

『プラネット・テラー in グラインドハウス』PLANET TERROR(監督:ロバート・ロドリゲス)を見に行った。ローズ・マッゴーワン、素敵! 一巻消失とか、ちょっとやり過ぎな感じもあるものの、楽しかった。『エル・マリアッチ』なども面白かったけれど、ロド…

辻惟雄が

あるお手伝いのために実家に帰り、新聞のテレビ欄を眺めていたら「若冲」とか「北斎」という名まえが目にとまり、慌てて家に帰って録画したのが、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」という番組。やはり、というべきか、辻惟雄が登場。ネクタイはサッカーボー…

UN SECRET

そんなわけで(上を読んでね)パリのLA PAGODEっていう映画館に行って「UN SECRET」(監督:CLAUDE MILLER)を見た。このクロード・ミレールって人、思い出せなくて調べたら「なまいきシャルロット」や「小さな泥棒」の監督。皆に、内容を理解できたのかとき…

『パリの秘密』

『パリの秘密』(鹿島茂 中央公論新社)を、パリに行く前に読み終えた。「パゴダ、面妖な『擬和風』」の章を読んで、そういえばパリに行きたかった映画館があったのだ、と思い出して実際に行ってきた。読まなかったら忘れていた可能性も高く、本当に感謝。そ…

美味しかったもの・イン・パリ

はりきってパリ関係の本や雑誌をあれこれ見ていったというのに、それもほとんどお菓子関係だというのに、考えたら有名なお店の有名なお菓子って、ほとんど食べてきませんでした。RADUREEは行列を見て引き返しました。FORÊT NOIREは、閉店か改装か移転か、店…

ダメです。身体がぐにゃぐにゃ、ぼやぼやです。普段の3倍か4倍くらいアクティブな日々を10日近く続けたからでしょうか。微熱もあるし、実は風邪? とりあえず、簡単なことから忘れないうちに書いておきます。

女主人ご帰宅

戻ってまいりました。パリにて、憧れていた映画館で映画を見て、アルチンボルド展を見ました。そして、これも夢のような空間の中に短時間ではありますが身を置くことができました。満足です。ほかは、買ってはきませんでしたが、ダブリンにてダンセイニのサ…

行ってきます

更新滞りがちでスミマセン。ちょっと旅行してきます。どこかは帰ってくるまで内緒です。昔、「この女のユーザガイドはAdobeのそれより厚い」(ってなんだか英文の直訳みたいですね)などと云われたことがありますが、自分では結構分かりやすい人間だと思うの…

9月に見た映画ソノ4

『酔いどれ詩人になるまえに』FACTOTUM(監督:ベント・ハーメル)を見に行った。ブコウスキーって、昔一冊読んだものはぴんとこなくて読みたいと思っていたものは買い逃して、特に興味のある作家ではなく、マット・ディロンがブコウスキーと知ったときは、…

9月のお買い物ソノ5

BAJOFONDOの『MARDULCE』、どちらがグループ名でどちらがアルバムのタイトルなのかも分からなかったくらいだけれど、店の棚の解説を読んで、きっと好みだと思ったので。GOTAN PROJECTの『LA REVANCHA DEL TANGO』を聴いたときのような高揚感とかは得られなか…

9月のお買い物ソノ4

『おはん』(宇野千代 新潮文庫)、エッセイや料理本等で彼女のことは好きなのだけれど、考えたら小説は一つも読んでいなかったことに気付いて。 『くちびるから散弾銃2』(岡崎京子 講談社)、この三人のお話は大好きなので、「えー、これに続きがあったな…

9月のお買い物ソノ3

『イエーツ詩集』海外詩文庫9 W.B.Yeats(加島祥造・訳編 思潮社)、家庭の事情で彼の作品を何か読みたくなって、本屋で目にとまったものを。 『ケルト妖精物語』(W.B.イエイツ編 ちくま文庫)、これも上に同じ。イエイツ、イェイツ、イエーツ……どう表記す…

9月に見た映画ソノ3

『不完全なふたり』UN COUPLE PARFAIT(監督:諏訪敦彦)を見に行った。『パリ・ジュテーム』のジュリエット・ビノシュとウィレム・デフォーの話や『M/OTHER』の監督。ヴァレリア・ブルーニ=テデスキが主演。美しい! とてもきれいで音楽が心地良い。たぶん…

9月の読書

『解剖学教室へようこそ』(養老孟司 ちくま文庫)、妹ソノ1のおすすめ。口調が気に入る。中学生・高校生に向けて書かれたそうで、すごく分かりやすい。河鍋暁斎の絵等もあって楽しいし。細江英公による解剖実習室の写真はぞくっとさせる。 『千夜一夜騎士 …

悪夢からの救出

一昨日の朝、一度目が覚めてからまた眠ってしまったときの夢。学校の校舎のようなアパートのような少し古びた建物で、ここで自殺したか殺されたかした人の話などを聞いたような気がします。気付くと一人でその建物の横を通り過ぎようとして裏側を見ると、庭…

先週から連休まで

先週の寝不足を補うためか、休みの間は呆れるほど眠りました。寝ている時間がもったいなく感じてしまうのは貧乏性なのでしょうか。先週の中日新聞(東京新聞等でも読めるのでしょうね)夕刊の「大波小波」に「野ばら散る」という文章があり、人と会うたびに…

9月に見た映画ソノ2

『インランド・エンパイア』INLAND EMPIRE(監督:デヴィッド・リンチ)を見に行った。劇場内が寒くて映画が長いからか、途中でトイレに立つ人もいた。永遠に覚めないかと思われる美しい悪夢。リンチっぽい音と繰り返される暗い階段をのぼるシーンなどが心地…

9月のお買い物ソノ2

『愛その他の悪霊について』(G・ガルシア=マルケス 旦敬介・訳 新潮社)、かなり気に入っている作品だけれど、元同居人に借りて読んだものなので。もう一度読んでみるのも良いかと。 『トレ・ボン! パリからのお菓子だより』(小林かなえ MCプレス)、パ…

今日のChez Tsubaqui

生姜入り炊き込みご飯、厚揚げとキャベツの味噌汁、肉じゃが。一人の夕ご飯では、久しぶりにわりとまともな献立でしょうか。炊き込みご飯は、武田花の文章がある『婦人公論』に「生姜ごはん」という混ぜご飯が載っていて、炊き込みご飯にしても良いのでは、…

おひさしぶりです。ここ3日ほど余裕が全然ありませんでしたが、少しだけ落ち着きました。

9月のお買い物ソノ1

『唯脳論』(養老孟司 ちくま学芸文庫)、「養老センセイならコレ」といわれたので。 『千夜一夜騎士 アラジンと魔法のお買物』(嶽本野ばら メディアファクトリー)、野ばらちゃんの新刊。お買い物エッセイだそうで、読むのが楽しみ。「アラジンと狂気のお…

9月に見た映画ソノ1

『厨房で逢いましょう』EDEN(監督:ミヒャエル・ホーフマン)を見に行った。生のタコの足をしゃぶったり、生姜(たぶん)を手で叩きつぶしたり、その野性的な料理する姿に圧倒され、もうこれからは食べることに徹して料理は男性に任せることにしようかとさ…

趣味の変化

昨夜、ついたままだったテレビをふと見るとピーター・ギャラガーがいるので何の映画かと思ったら『The OC』っていうドラマだったのね。昔はあのにじみ出る過剰な色気が苦手でしたが、今見ると胸がときめくのは何故?