買い物

11月のお買い物

『パルプ』(チャールズ・ブコウスキー 柴田元幸・訳 新潮文庫)、読みたかった本が見つかった。文庫じゃない方が装丁は好みだったけれど、この際、贅沢はいわない。嬉しい。 『「ル・クルーゼ」で、つくりたい料理』(平野由希子 地球丸)、『料理研究家の…

10月のお買い物ソノ3

『地獄のコウモリ軍団』(バリー・ハナ 森田義信・訳 新潮クレスト・ブックス)、この血みどろの強烈な表紙には見覚えが。気にはなりつつ読んでいなかったもの。「ぐわぐわ込み上げる黒い笑い」とか「どすどす込み上げる黒い笑い」って、楽しみ。 『ジャイア…

10月のお買い物ソノ2

『NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 白州正子 澁澤龍彦』、NHK教育のテキスト。人に教えてもらって。澁澤は11月。出て語る人が豪華で今から楽しみ。 『黒い本』(ロレンス・ダレル 河野一郎・訳 中公文庫)、前から読んでみたかったので。 『黒い夏』(…

10月のお買い物

『エル・ア・ターブル』No.34 NOV. 2007(特集:毎日おいしい、イタリアン)が届いた。確か旅行前に届いたので9月だけど、まあ良い。「ドライトマトとひよこ豆の炊き込みごはん」なんて美味しそう。本のページで紹介されている『Pork & Sons』は、Emily Temp…

旅行中に買ったもの

『Adrian Mole and the Weapons of Mass Destruction』(Sue Townsend PENGUIN BOOKS)。たまたま表紙のイラストが強烈だったので同じ作者の『Queen Camilla』を手に取り、昔2冊目まで翻訳を読んだエイドリアン・モールの日記がずっと続いていることを知った…

9月のお買い物ソノ5

BAJOFONDOの『MARDULCE』、どちらがグループ名でどちらがアルバムのタイトルなのかも分からなかったくらいだけれど、店の棚の解説を読んで、きっと好みだと思ったので。GOTAN PROJECTの『LA REVANCHA DEL TANGO』を聴いたときのような高揚感とかは得られなか…

9月のお買い物ソノ4

『おはん』(宇野千代 新潮文庫)、エッセイや料理本等で彼女のことは好きなのだけれど、考えたら小説は一つも読んでいなかったことに気付いて。 『くちびるから散弾銃2』(岡崎京子 講談社)、この三人のお話は大好きなので、「えー、これに続きがあったな…

9月のお買い物ソノ3

『イエーツ詩集』海外詩文庫9 W.B.Yeats(加島祥造・訳編 思潮社)、家庭の事情で彼の作品を何か読みたくなって、本屋で目にとまったものを。 『ケルト妖精物語』(W.B.イエイツ編 ちくま文庫)、これも上に同じ。イエイツ、イェイツ、イエーツ……どう表記す…

9月のお買い物ソノ2

『愛その他の悪霊について』(G・ガルシア=マルケス 旦敬介・訳 新潮社)、かなり気に入っている作品だけれど、元同居人に借りて読んだものなので。もう一度読んでみるのも良いかと。 『トレ・ボン! パリからのお菓子だより』(小林かなえ MCプレス)、パ…

9月のお買い物ソノ1

『唯脳論』(養老孟司 ちくま学芸文庫)、「養老センセイならコレ」といわれたので。 『千夜一夜騎士 アラジンと魔法のお買物』(嶽本野ばら メディアファクトリー)、野ばらちゃんの新刊。お買い物エッセイだそうで、読むのが楽しみ。「アラジンと狂気のお…

8月のお買い物ソノ5

『解剖学教室へようこそ』(養老孟司 ちくま文庫)、「養老センセイの本を何かとりあえず1冊読んでみるのなら、何がおすすめか」と妹ソノ1にきいたら、これだといわれたので。読みやすくて面白いのだそう。 『婦人公論』No.1232 9/7 2007、武田花の「泰淳・…

8月のお買い物ソノ4

『キッチン・コンフィデンシャル』(アンソニー・ボーデイン 野中邦子・訳 新潮文庫)、気になっていた本の文庫があったので。訳者あとがきによると、この人、「料理界のルー・リード」とも呼ばれるそう。 『辻静雄コレクション 2 料理人の休日 エスコフィエ…

8月のお買い物ソノ3

今月のお買い物のエロ度を薄めるために、ちょこっと買いました。 『嵐が丘』(E・ブロンテ 鴻巣友季子・訳 新潮文庫)、『ガラスの仮面』でしか知らなかったので一度読んでみようかと。というよりも、鴻巣友季子の訳だというので読んでみたかった。そういえ…

8月のお買い物ソノ2

ロマン文庫をまとめ買い。 『マタ・ハリの日記』(マーク・アレクサンダー編 秦新二・訳 ロマン文庫)、コレットの『わたしの修業時代』にも登場していたマタ・ハリ。國義の絵が素敵。 『悪魔の精液は冷たい』(マルコ・ヴァッシー 泉真也・訳 ロマン文庫)…

7月のお買い物ソノ6または8月のお買い物ソノ1

『GoodFood』SEPTEMBER 2007(BBC)が届いた。「THIS IS YOUR LAST ISSUE!」と大きく書かれた紙が入っていたので、これが最後みたい。一つの側面と底がつながっていて引き出せるようになっている四角いケーキ型なんて素晴らしい。 『悪い時 他9篇』(G・ガル…

7月のお買い物ソノ5

『エル・ア・ターブル』No.33 SEPT. 2007(特集:技あり! 夏のシンプル料理)が届いた。「パーフェクト・アップルシナモン・パンケーキ」が美味しそう。すいかのシャーベットも気になる。 『ユリイカ』2007年8月号(特集:澁澤龍彦 二〇年目の航海)、先日…

7月のお買い物ソノ4

『GoodFood』AUGUST 2007(BBC)が届いた。もう届かないと思っていたのに、たぶんこの号が最後かしら。いつもより届くのが早い。先月号の次号予告を見て、8月号も見たいなあと思っていたので嬉しい。美味しそうなスコーンが紹介されていたり、Gordon Ramsay…

7月のお買い物ソノ3

『ドラキュラ ドラキュラ 吸血鬼小説集』(種村季弘・編 大和書房)、前に出た本から、小説1つ、エッセイ3つが削られているそうだけれど、英語でしか読んでいなかったポリドリの「吸血鬼」も読めるのが嬉しい。 『羽をなくした妖精』(ユリヨ・コッコ 渡部翠…

7月のお買い物ソノ2

『GoodFood』JULY 2007(BBC)が届いた。一度サマープディングを作ってみたい。定期購読の更新をしないことに決めたので、たぶんこれがうちに届く最後の号になるはず。 『中学英語でアメリカン・ポルノが読める』(中村康治 こう書房)、『少女ヴィクトリア…

7月のお買い物

『ハリウッド・バビロン』(ケネス・アンガー 海野弘・監修 堤雅久・訳 クイック フォックス社)、後ろに金子國義のコメントもあることに、今気付いた。 『料理研究家のつくりかた』(平野由希子 白夜書房)、レシピの作り方や普段の食べ物の話など面白そう…

6月のお買い物ソノ5

『まぼろし綺譚』(今日泊亜蘭 出版芸術社)。先日、今日泊亜蘭とその父について話題となり、『縹渺譚』しか読んでいなかったことを思い出して。 『パリジャンのレシピ』(アレクサンドル・カマス 上野万梨子・監修・訳 文化出版局)、出た当時に気になって…

6月のお買い物ソノ4

『人喰い鬼のお愉しみ』(ダニエル・ペナック 中条省平・訳 白水uブックス、ぼやぼや歩いていたら「人喰い」の言葉が目に入り、なんだか買わないといけないように思えて。うふふ。知らなかった作家で、本の後ろを見る限り人喰いが出てくるようには思えないけ…

6月のお買い物ソノ3

Michael Bubléの『Call Me Irresponsible』、このアルバムのメイキングのDVDが付いたリミテッド・エディション。もう、何しているんだろう。(この意味が気になるのなら、5/11の日記へ) Jarvis Cookerの『Jarvis』、あたしとしたことが!! こんなソロアル…

6月のお買い物ソノ2

『すべてを食べつくした男』(ジェフリー・スタインガーテン 柴田京子・訳 文春文庫)。『アマンダの恋のお料理ノート』(アマンダ・ヘッサー 渡辺葉・訳 集英社文庫)にしばしば登場する強烈なフード・ライターが書いた本。アメリカでは10年も前に出版され…

6月のお買い物ソノ1

『襲撃者の夜』(ジャック・ケッチャム 金子浩・訳)。これから読む『オフシーズン』を読み終えたら読みたくなるだろうなあと思って用意しておく。『隣の家の少女』の映画化が進んでいるなんて。 『Sweets王国』vol.2。ピティヴィエ・グラッセが可愛らしい。…

5月のお買い物ソノ4

『FIGARO』No.342 6/5 2007(特集:パリのお惣菜。)、こんな特集ならば買わなくては。もう10年以上前のNo.59(特集:パリのお惣菜屋。)では、ジェラール・ミュロのトゥルトを作ってみたりしたけれど、今回も楽しそう。「ノルウェー風キッシュ」等が気にな…

5月のお買い物ソノ3

『エル・ア・ターブル』No.32 JULY 2007(特集:元気になる、暑い国の料理)が届いた。ここで紹介されていて、あのスコンターの2号店が錦にできたのだと知った。錦店は「洗練されたモダンな雰囲気」なのだそう。ゆっくり眺めたい。 『Nicholas Again』(RENÉ…

5月のお買い物ソノ2

『輝ける女たち』のサウンドトラック。映画を見て気に入ったため。「IT HAD TO BE YOU」などは、つい一緒に歌ってしまう。女優の雰囲気が良かった「LA ROSE」も好き。聴いていると華やかなシーンが思い出される。 『族長の秋 他6篇』(G・ガルシア=マルケス…

5月のお買い物ソノ1

Thomas Fersenの『Bonne fête Hyacinthe』、前作『Le Pavillon des Fous』のライヴなどがおさめられたDVD。これが見られる幸せ。皆、ファッションが独特。つくづく髭の剃り跡がセクシー! 欲をいえば「Hyacinthe」のアニメも入れて欲しかった。いつか彼のラ…

4月のお買い物ソノ6

『一杯のおいしい紅茶』(ジョージ・オーウェル 小野寺健・編訳 朔北社)。本のタイトルになっているエッセイが、『書斎の料理人』(宮脇孝雄 世界文化社)で「紅茶について書かれたもっとも美しい文章のひとつ」であり「ぜひ原文に当たっていただきたい」と…